2017年04月16日

春だったね


先週の土曜日、市ヶ谷から飯田橋にかけて続く外堀の土手に出かけて、花見をしてきた。雨模様の天気のせいか、思ったより人出が少なく、久し振りにゆったりとした気分で満開の桜の下を歩いた。大学も、その後勤めた今の会社もこの一帯にあって、私の若き日の東京暮らしはこのあたりを抜きにしては語れない。その桜も散って、今はマンションのベランダ越しに八重桜が咲き誇っている。

先日、長患いをしていた会社の同僚が亡くなった。若き日、彼とは毎日のように飲み歩いた仲である。とっくに覚悟していたことではあるが、彼とともにあの日々が消えてしまったようで、気持ちの落としどころが未だにわからない。

おとといの金曜日、大学時代の友人が故郷の九州に帰ることになったので、仲間が集まってささやかな送別会を開いた。学生だった頃から40年もたって、その後の人生も今の境遇もそれぞれ異なるが、友人たちの本質は何も変わっていない。それがうれしいような、不思議なような気がする。

そして今、コーヒーを飲みながらラジオを聞いていたら、この曲が流れてきた。そうなんだ、あの頃は春だったんだなと思いつつ、この曲を口ずさんだ。思ったより自分の声は小さく、かすれていた。



posted by ギャンブラー at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする