2020年05月04日

自家製


新型コロナウイルスをめぐる政府の対応については、言いたいことがたくさんある。そこをグッとこらえて、自家製ベーコンづくりに励む今年のゴールデンウイークである。

本来ベーコンは、豚肉をソミュール液という塩水に1週間ほど漬け、その後1〜2日かけて塩抜きし、さらに1日かけて乾燥させ、ようやく燻製・・・というように、実に手間のかかる料理である。さすがにそんな悠長なことはやっていられないので、ソミュール液に漬けるかわり、肉に塩をまぶして浸透圧で旨味を凝縮する方法をとることにした。それでも1週間ほどかかるのだが。

約1キロの豚三枚肉を買ってきて、フォークでぶすぶすと穴を開ける。そこに粗塩とコショウを揉み込み、キッチンペーパーでくるむ。さらにそれをラップで包み、冷蔵庫で4日ほど寝かす。この間に塩が肉の内部に入り込み、余分な肉汁はキッチンペーパーに吸着する。こうなると肉は腐敗せず、ピンク色のままだ。
その後、肉を取り出して表面を水でよく洗って塩を落とす。こうしないと塩っぱすぎて食べられないのである。それをまたキッチンペーパーにくるみ、冷蔵庫で2日ほど寝かす。これは肉についた水分をとるためで、冬ならベランダで1日陰干しすればいいだろう。そしてようやく、燻製器で1〜2時間燻す。今回は桜のチップを使った。

自家製ベーコン.jpg

ベーコンエッグ.jpg

ベーコンエッグにして食べてみると、香ばしく焦げた木の匂いが鼻腔に充満し、肉は適度に脂が乗ってジューシーである。実にうまい。パンに挟んだり、チャーハンの具にしたり、野菜炒めに使ったりと、使い道はいろいろありそうだ。

この肉を食らって、想定外の世を渋太く生き抜いていこう。

posted by ギャンブラー at 19:06| Comment(2) | 男子厨房に入る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
素敵です。ベーコンエッグの卵の黄身の状態が絶妙です、パンに挟んだら最高そうですねぇ。

手間暇かけて何かを作っていると落ち着きますね。何になるわけではなくてもちょっとした手芸をしたり、お菓子を作ったり、絵を描いたりとにかく手を動かすことに努めております。



Posted by たま@ at 2020年05月09日 09:39
たま@さん。やはり卵の黄身に注目されましたか(笑)。本当は完璧なサニーサイドアップにしたかったんですけどね。
手づくりベーコンは数日たっても香りが良くて、どんな料理もおいしくなります。今日も三枚肉を買ってきて仕込むつもりです。

何もしないでいるとマイナス思考から抜け出すことができなくなるので、料理と競馬でコロナ禍をやり過ごそうと思っています。それにしても、長く生きているといろいろな経験ができますねぇ。
Posted by ギャンブラー at 2020年05月09日 10:20
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