2005年02月19日

国見岩


パルマ生ハム






先週に引き続き、昼食は生ハム。この週末のために、12ヵ月かけて作られたというイタリア・パルマ産の生ハムを入手しておいた。本当は自分で本格的な生ハムを作ってみたいのだが、日本の湿潤な気候では無理とのことで、断念した。

まずはひとくち。滋味があってうまい! ワインを片手に、爽やかなクレソンと交互に口に運ぶと、何枚でも食べられそうだ。
我がバーチャル別荘は今日も快晴。抜けるような青空の下、うまい酒と食べ物を心ゆくまで味わう――これぞ別荘生活の醍醐味である。

昼食の後、ひと休みしてから探検に出かけた。この別荘がある山は地元の人に「国見岩」と呼ばれているらしい。おそらく山頂には大きな岩があり、その上に立つと絶景が望めるのだろう。標高600mの山だから、別荘のあるここからはせいぜい100m登ればいいだけである。ポットに熱々の紅茶を詰めて、さっそく出発。予想に反して頂上までは小道ができていて、途中道に迷いそうになったものの小1時間で到着した。
頂上は、これまた予想に反して枯れたススキが一面に広がるだだっ広い庭のような地形だった。そこから麓を見下ろすと‥‥思わず息を飲んだ。はるか彼方に冬の弱い日ざしにキラキラ光る海が見えた。こんなふうに海を見るのは何十年ぶりだろう。人っ子一人いないススキのじゅうたんの中で、私は時が経つのも忘れてその風景に見入った。

――ふと我に返ると、日はすでに暮れようとしていた。あわてて山を降り別荘に着いたとき、初めて、「国見岩」はどこにも見当たらなかったことに気がついた。
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2005年02月06日

本当の別荘

“バーチャル別荘ごっこ”を始めてまだ2日目。別荘で食べる料理を実際に作ってみたり、子供のころ自然の中で遊んだことなどを思い出しているうちに、本当の別荘が欲しくなった。
都心から2時間程度、海よりは山、しかし遠くに海が見えるような高台‥‥などと勝手なことを考え始めると止まらない。さすがに木の上にある家は無理だろうが、ワンルームマンションでも妥協しよう。先立つものは‥‥まあ、贅沢を言わなければなんとかなるだろう。
あとは気候や自然災害、治安など暮らしやすさも考えないといけない。さっそく今週から検討に入ろうかな。
posted by ギャンブラー at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 妄想の別荘暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月04日

別荘に持っていくもの

別荘は至って簡素な造りで、部屋には寝袋と折り畳み式のテーブル、暖房用の石油ストーブ、それにカセットコンロぐらいしかない。森の中に電気を引くことはできないので冷蔵庫がなく、生ものはストックできない。たとえあってもカセットコンロではたいした料理ができない。
不便で貧乏くさいと思う人は、逆に心が貧しい。現代はこういう生活こそが贅沢なのである。

というわけで、別荘で快適かつ優雅な食生活を送るために、木曜から金曜にかけて料理に専念することになる。今週は煮豚を作って持っていくことにした。豚の肩ロースブロックを煮込む料理で、香りづけには長ネギとしょうが、にんにく。トッピングとしてゆで卵なんかを入れるのもいい。明日はその写真をアップする予定である。
あとはワインを1本とバゲットがあれば十分。小腹が空いた時の食料と野菜類は別荘のある駅を降りたすぐ近くにある小さなスーパーで買えばいいだろう。

それでは行ってきます!
posted by ギャンブラー at 21:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 妄想の別荘暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月02日

別荘暮らし3ヵ条

別荘の名前を決めなくてはならないと思うものの、なかなか「これだ!」というものが思いつかない。その前にまず、“別荘暮らし3ヵ条”なるものを決めることにした。

1.嫌なことは一切しない、考えない
2.電話は持ち込まない
3.計画を立てない
4.節度を守る

3ヵ条のつもりが4ヵ条になってしまった。
1と2は当然。せっかく別荘に来たのに、不粋な携帯電話の着信音に呼び出されるなんてまっぴらである。
3は、計画を立てると“仕事”になってしまうから。
4は別荘暮らしを長続きさせるため。欲望というのは、あと少しというところで止めておいたほうが長く楽しめる。年の功だな。もっとも、我慢し過ぎるのも体に毒ではあるが‥‥。
週末に向けて、そろそろ準備を始めようと思う。
posted by ギャンブラー at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 妄想の別荘暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月01日

逃げて逃げて逃げまくれ

私がこの別荘に通うようになったいきさつを簡単に述べておきたい。ちょっと真面目な話になるが、こういうテーマは今日限りにするので、しばらくおつき合いのほどを。


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2005年01月31日

わが別荘へようこそ

本日、「ギャンブル」カテゴリーから引っ越してきました。
以後お見知りおきを。

                    ☆

都心からJRの在来線に乗って2時間。とある駅で降り、そこから山のほうに向かって20分ほどバイクを走らせると、山の中腹に達する。標高500メートルぐらいだろうか。
そこで県道と別れて、人家の全くない山の奥を目指す。バイク1台がようやく通れるほどの林道を突っ切って行くと、ちょっと開けた場所に出る。照葉樹林のようだ。その中に1本の巨大な椎の木があり、青々とした葉を繁らせている。
その根元には梯子が架けられており、見上げると何やら小屋のようなものが垣間見える。梯子を昇り、下方に開く扉を開けて小屋の中に入る。広さは4畳半ほどだろうか。床は板敷きで壁は丸太、南に向かって大きな窓が1つある。この一見ログハウス風の部屋――それがわが別荘である。

1週間、都心で働いた金曜の夕方、私はこの別荘にやって来る。そしてここで2泊し、日曜の夜、再び都心に向かう。

                    ☆

しばらくの間、この別荘での暮らしを思うままに綴ってみようと思う。
posted by ギャンブラー at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妄想の別荘暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする