2019年07月30日

とっておき


今、世の中を騒がせている問題を一挙に解決する腹案が私にはある。夢物語ではなく、現実的で理にかなっていると思うのだが、ま、実現は無理だろうな。

■反対票(拒否票)制度の導入
先の参議院選挙の投票に私は行かなかった。行くのが面倒臭かったからではない。入れたい候補者、党が皆無だったからである。「民主主義国家に住み、その仕組みの中での暮らしを享受している以上、投票に行く義務がある」「不満があっても、投票しないということは現状を受け入れるということだ」といった声があることはよく承知している。また、「たとえ意中の候補者や党がなくても、細かいところには目をつぶって、なにがしか共感できる人物や党に入れたらいい」という人もいる。どれもごもっともな意見であり、同時に、無意味な能書きである。投票したいと思う人物や政党がないのに、なぜ無理に投票しなくてはならないのか。そんな素朴な疑問に対して、なるほどと腑に落ちる答えに接したことが、不幸にしてない。世の無党派層と言われる人たちのかなりの部分は、私のようなタイプではなかろうか。
そんな人でも投票に行きたくなるとっておきの制度が、反対票制度の導入だ。これは、どうしても当選させたくない候補者と、勝ってほしくない政党に「×」をつけて投票し、これも1票としてカウントする制度である。例えば、10万票を集めた候補者もしくは政党があるとする。一方、反対票が2万票あったら、その候補者もしくは政党の最終的な得票数は8万票となる。もちろん、1人1票だから、反対票を投じたら、それ以外に投票はできない。これで少なくとも投票率が10%は上がるのではなかろうか。

■補強選手制度の導入
夏の高校野球の岩手県予選で、大船渡高校の佐々木投手が決勝戦に登板しなかったことに、議論が巻き起こっている。高校には抗議の電話が殺到しているそうだが、バカな人たちがいるものだ。考えるまでもなく、監督の判断は正しい。まだ筋肉も骨格も未熟なのに、150キロ前後の球を短期間に何百球も連投することは投手として自殺行為に他ならない。何も永久に投げさせないというのではないのだ。いずれ彼の投球をじっくり堪能する機会はあるはずで、その前に肩や肘を壊して引退してしまっては意味がない。日本を代表するプロ野球投手の大部分が、今回の監督の判断を支持しているのは、彼らもまた、かつて理不尽な投球過多を経験し、今も故障に泣かされているからだ。事実、高校時代の異常な投球過多によって故障した選手は枚挙に暇がない。いや、無事だった投手はいないといってもいいだろう。ある外国人のジャーナリストは、これを「虐待」とまで言っている。
この問題を一挙に解決する方法が、補強選手制度だ。これは、社会人野球の甲子園と言われる都市対抗で用いられている制度で、地区予選で負かしたチームの中から、これはと思う選手を3人までレンタルできる。補強選手に選ばれると、そのチームの一員として試合に出ることができる。
他校の選手を入れることは、地区の代表として出場する甲子園大会の趣旨にそぐわないという人もいるだろう。その人に問いたい。では、越境入学で他県から有望選手をかき集め、「わが故郷の代表でござい」と大きな顔をしている有名校は許されるのか。東北のチームなのに、レギュラー選手のほとんどが関西弁をしゃべっている現実をどう言い繕うのか。
私の案はこうだ。まず、他の都道府県からの越境入学は不可とする。その上で、地区予選も含めて、投手は中2日以上空けなければ登板できない。地区予選で優勝したら、負かしたチームの中から、投手に限って3名まで補強することができる。補強を行わない選択肢もある。甲子園では、それまでの地区予選でかなりの球数を投げていることを考慮して、投手は中3日以上空けなければ登板できない。1イニングだけ投げても中3日以上空けなければならないのかといった、細かいルールは詰めなければならないが、少なくとも、こうすれば投球過多を防止し、なおかつ過密スケジュールをこなすこともできる。興醒めなタイブレーク制の導入などより、よほどいい制度だと思うのだが。

■コンプライアンスの徹底?
売上高700億円の中堅企業の幹部社員が、会社に無断で副業をし、その相手が犯罪者集団だった。普通の会社なら、ほぼ間違いなく懲戒免職となるだろう。しかし、それが芸能界だったらどうなるのか・・・と、ここまで書いてきて、何だか馬鹿らしくなったから、ここらで筆を置く。



posted by ギャンブラー at 00:55| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする